カセツ タタキダイヲ テイジス-仮説、叩き台を提示す-

現時点での暫定的な解答、仮説、叩き台をここに提示す

*

うつ病

   

今まさに。
いわゆる、うつ病の状態になっています。
この状態になる度に思うのは、うつ病は病気じゃないなってことです。

ごくごく自然な防御機構が働いているだけだなと。
むしろ、正常な状態だなと感じます。

(本人にとって)異常な環境下で。
適応するのが困難だと感じた時に起こるんだろうなぁと思うからです。

心と体と頭があって。
心と体が悲鳴を上げても、それを無視して頭が「もっと働け!」と命令を下す。
それを続けることで、心と体が言うことを聞かなくなる。
それがうつ病だというのを何かで読みました。
その説明にとても納得したことを思い出します。

散々上げていた悲鳴を無視したのだから、今聞こえる悲鳴はそれはそれはキツイものでしょう。
この世の終わりのような悲鳴を上げているかもしれません。

うつ病になったことがないから分からない、という人もいるでしょう。
その人は、リーダーの命令に従う振りをして無視した経験があるならば、それを思い出してください。
それが一人の体の中で起きていると思っていただけたら良いかと思います。

そう考えると。
ごくごく健全な、健康的な判断を、心と体が行ったと見るべきかと思います。

うつ病の状態から抜け出すためには。
まずは(本人にとっての)異常な環境から抜け出すことが大事で。
その次のステップは、異常な環境を変化させるか、あるいは、適応するかだと思います。

薬を飲んで治る類のものではないだろうというのが私の見解です。
もちろん、(本人にとって)異常な環境から避難するために、一時的に痛み止めを飲むようなことは否定していません。
しかし、病だと決めて、薬で治そうとするのは、間違っていると感じます。

また、「根性がないだけ」「俺等の時代は~」みたいな話をする人もいるでしょう。
これもある意味では正解だと思います。
一方で、正解だから何?とも思います。
時代(育て方)が違うのに、そもそも別の環境で育った別の個体なのに、同じものとして捉えようとしている事自体がおかしいのです。

以前通っていた整体の先生は「風邪を引く人は環境に順応しようとする力が強い人。風邪を引かない人は環境の変化に気づかない鈍い人」と言っていました。
これに、やけに納得したのを覚えています。

うつ病にならないためには、感受性を鈍くすれば良いとも思うのです。
何も気にしなければいいとも思うのです。
ただまぁ、私は鈍感でいるのをもうやめようとも思っていたので、この感じになっています。

というわけで。
今、うつ病で苦しんで、自分を責めている人がいるならば。
「その必要はないよ」と伝えたいなと、そんな風に思います。

今日の仮説・叩き台
『うつ病は病気ではない。』
『うつ病になるのは。ごく自然な、正常な反応。』

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