ゾンビだらけの街なかで
ノイジー・マイノリティという言葉はご存じですか?
サイレント・マジョリティなら聞いたことあるかもしれませんね。
「物言わぬ多数派」「静かな多数派」という意味です。
ノイジー・マイノリティとは、この逆で「うるさい少数派」という意味です。
モンスター・ペアレントなんかも、ここに属しそうですね。
頭の良い人々は、ネットで意見を言うことも無意味さに気づいてしまっているのです。
冷静なやり取りが出来る相手ではなく、炎上してしまうこともしばしば。
だから、どんどん声を挙げなくなっていくんです。
一方で深く考えない人々は、シンプルな感情を「我が正義だ!」と言わんばかりに声を挙げています。
もちろん。
その中には、賛同できるものもありますし、賛同できないものもあります。
話がちょっと横にそれてしまっていますが。
私が言いたいことは「大切なのは声の大きさではない」ということです。
にもかかわらず。
声の大きい人達が、誠実な人たちに襲いかかるのです。
シンプルな考えで思考停止してしまった人たちがネットの世界に溢れてしまっているのです。
その様相は、まるでゾンビだらけの街のようです。
その街の中で、誠実な人々は何をすべきなのでしょうか。
炎上を楽しむ人々を前にして、何をすべきなのでしょうか。
「我が正義だ!」と同じ土俵でぶつかり合うことの意味はもはやないでしょう。
次のステージに向かうほうが得策だと思うのです。
ゾンビの方々には、ゾンビとして一生を終えてもらうとして。
(もちろん、そこから抜けだそうとする人にはいくらでも手を差し出しますが)
きちんと、やるべきことをしなくてはなぁと思うのです。