世の中はシンプルである。
この間読んだ本では、「世の中はシンプルである」ということを100ページ以上に渡って説明していました。
それに気づいて驚いたのです。
「え。世の中って、そんなに複雑なものだと考えられているの?」と。
もちろん、細部まで意識を向ければ複雑ではあるけれど。
問題のおおもとの部分はたいていシンプルだと感じています。
なぜそう言えるのかと言えば、自分自身でもモデル化出来ているからかもしれないです。
問題の本質的な部分ではなく、細部にこだわるから複雑になっているのかなぁと感じています。
細部と言ったって。
たとえば二つに枝分かれしてるだけで簡単に手に負えなくなります。
例えば、1を2倍しつづければ分かると思います。
1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, 1024, 2048, 4096, 8192, 16384, 32768, 65536
これは2の0乗から、2の16乗まで数字。
改めて考えてみると、選択肢が8個有るだけでも、結構ツラいですよね。
8個のうち、一つを選ぶのって難しい。
でも、それが2パターン×2パターン×2パターンの掛けあわせだと分かれば把握しやすい。
どれをトッピングする?みたいなもので。
そういう捉え方をするかしないかだけで、複雑度合って変わってくると思うのです。
今日の仮説・叩き台
『物事を分解せずに見ようとすると、複雑さに困惑する。』
『物事を因数分解できれば、思いの外シンプルだということに気付く。』