カセツ タタキダイヲ テイジス-仮説、叩き台を提示す-

現時点での暫定的な解答、仮説、叩き台をここに提示す

*

ビジネス文書の書き方

   

以前の職場で、ビジネス文書の書き方について講義をしたりしていました。
新入社員向け講義ですね。

当時の職場は、システムエンジニアの会社で、理系と文系が半々くらい。
私はといえば、理系の学科を出てるんですが。
そんな講義をしていたので、文系と思われていたりしてました。
(いやまぁ、どっちでもいいんですが)

そんな、ビジネス文書の講義では、もともと講義資料が用意されてました。
ただ、ポイントが羅列してあるだけで、どうにも分かりにくい。
あいまいさを除きましょう、とか。
簡潔に表現しましょう、とか。
そういうことがたくさん書かれている。
そこで、エイヤッと全体的に作りなおしました。

いや、大切ですよ。
あいまいさを除くことも、簡潔に表現することも。

でも、いちばん大切なのは、最初に考えるべきは、その文書が「誰に何を伝えたいか?」だと思うんです。

もっと言えば「何のための書いているのか?」だし、
「書く前と、書いた後で何が変わるのか?」だと思います。

そこを意識しない文章を読まされる辛さたるや。

 

あ、でも、これ。
ビジネス文書だけの話じゃないと思います。
自分でライヴイベントを作る時も最初に考えます。

「誰に何を伝えたいか?」

ここがボヤケてると、作りあげたものの力が弱くなるなと思ってます。

表現には正解はありません。
しかし、その中で、いいものかどうか判断するためには、「誰に何を伝えたいか?」を考えることなんじゃないかと思います。

今日の仮説・叩き台
『「誰に何を伝えたいか?」を考えること。それが表現の価値を判断する基準になる。』

 - 仮説・叩き台 ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です