第六感はスピリチュアルか?
『第六感』って言葉ありますよね。
あれって五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を超えた感覚みたいに言ってるけど、違うよなぁと思うんです。
そもそも、五感というのはセンサーの役割で。
センサーで感じた情報を脳の一部が分析処理して。
その処理結果を、言語化している、はずです。
だからいつも言葉は、脳の分析処理よりも遅いわけです。
どのくらい遅いか考えてみましょう。
試しにちょっと自問自答してみてください。
「いま、自分はどんな気持ち?」って。
そうやって考えて、適切な言葉を探すのに、1秒とか、長いと数十秒かかりますよね。
誰かの死に直面したときなんて、数年かかることだってあるわけじゃないですか。
つまり、『第六感』とは「(言語化する前の)分析処理結果、判断結果」なんだと思います。
そう考えると、スピリチュアルじゃないと思うんです。
(何をもってスピリチュアルと呼ぶのかよく分かってないんですけどね。いずれにせよ、これをスピリチュアルと呼ぶのはスピリチュアルに対するハードル低すぎない?と思うのです)
逆に言うと。
『第六感』を、訓練して高めることができれば。
より正確な予測が立てられるってことになるわけです。
高め方としては、たぶんノイズを減らすことが重要だなと思ってます。
ノイズというのは、未来に対する恐怖心。
それと、これまでの得た知識の影響を受けすぎないってところだと思います。
これに関してはまた別途説明しようと思います。
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