道具には目的がある
でも、道具には目標はない。
例えば、ハサミには、紙を切るという目的があります。
紙が切れないのであれば、それはハサミとして使えないのです。
そして、もちろん。
紙が切れることを目標としたハサミなんてものは存在しないのです。
もし、今、あなたが使おうとしているモノや技術が、道具であるならば。
目的はしっかり認識したほうがいいです。
でないと。
目的ではなく、目標の達成が最優先の課題にされてしまう危険性があります。
本来の目的を果たすことではない、付随するもろもろに時間を使うことになるからです。
それは完全な無駄に終わります。
もちろん、付随する目標を達成することも大事です。
けれど、それが意味をなすのは、目的を達成することが十分にできてからだけなのです。
今日の仮説・叩き台
『道具には目的がある。目的を果たす能力を持っていないものは道具ではない。』