なぜ野党はチャチャばかり入れたのか?
たぶん国民の多くが「うちわとかどうでもいい!」と思ってたんだろうなと想像してます。
実際にはテレビで放送されないだけで、ちゃんと議論してたっぽいですけどね。
まぁ、それは置いておいて。
いや、重要なことだとは思うんですよ。
法秩序の維持を掲げる法務省の大臣が、ルールを破るって、とんでもない話ではあるんです。
でも、国民としては、それよりも、きちんと政策の議論をしてほしいって思ってたんだろうなと。
政治家の仕事は政治をすることなんだから、与党の足を引っ張ることじゃないだろうと。
なんでそんなことばっかりしてるの?って思うじゃないですか。
でも、これ。
理由は簡単なんです。
理由は、議論しても野党は勝てないからです。
弁が立つとかそういうレベルの話じゃないですよ。
国会は多数決で決めますよね。
なのに、与党が圧倒的多数だから、始めっから結果が出ちゃってるんです。
(過半数238に対して、自民は295。多少の内部分裂なんて影響しません)
議論してもしなくても関係ないんです。
野党は負けが確定してる。
その中で、自分たちの意見を通すにはどうするか?
与党の言動の中から、違法性があるものを指摘するんです。
議論が出来ないならば、相手から議論の資格を奪うしかないんじゃないですか。
(つまり、ゲームのルールを変えたんです。)
野党がだらしないのではなく、そうする以外にもう手はないんです。
野党ができる唯一の仕事がこれなんです。
なので、「うちわとかどうでもいい!」と思ってた人は是非投票に行きましょう。
投票に行く人が少なすぎて、一党独裁になってます。
これが続けば、続くほど、同じような状態になります。
日本にとって、本当にやばい状態だと思います。
議論をする気がない与党。足を引っ張るしかない野党。
やばいとしか言い様がない。
入れたくない人ならいるけど、入れたい人がいない。
+1票だけじゃなくて、-1票があればいい。
そんな風に思っている人は、是非、選挙に行って、その人以外に投票しましょう。それが-1票になります。
大丈夫です。
その人もそう簡単には受かりませんから。
1票じゃ何も変わりませんから。
何万票のうちの1票ですから。
ただ確実に、-1票と同じ意味になります。(立候補者の数によって変動しますが)
誤解しないでください。
与党に入れるなとは言ってませんよ。
どこに入れたっていいんです。
後から間違いだったと思ってもいいんです。
間違いだと思ったら、次の選挙で-1票を入れればいいんです。(これが国民にできる責任の取り方です。)
みんながきちんと投票に行けば、もう少しマシな政治になるんです。
1票に大した意味はありません。
多くの人が1票を入れることに意味があるんです。
知ってます?
嵐のファンクラブの会員数。
150万人以上いるらしいですよ。
与党である自民党の党員は78万人だとか。
みんなが投票行くだけで、政治は変わるんだけどなぁ。
もちろん。
与野党のバランスがとれたところで、政治は良くならないかもしれません。
良い政治にするためには、たくさんのハードルがあります。
選挙に行くのは最初の一歩です。
でも、その最初の一歩を投げ出した日本には、未来はありません。
誰かが何とかしてくれると思ってた私も、選挙に行くようになりました。
選挙なんか、行かなくていいなら、行きたくなかったです。
もうそんなこと言ってられないと気づいてしまったので仕方ないんです。
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