カセツ タタキダイヲ テイジス-仮説、叩き台を提示す-

現時点での暫定的な解答、仮説、叩き台をここに提示す

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男社会と女社会

   

今の世の中の仕組みは「男性目線」で作られたものだという話をよく聞きます。

実際そうだと思います。
今でも女性が出世しにくい会社なんてザラですから。

そこで一つ気になりました。
「女性目線」で作られた世の中ってどんな風になるのだろうって。

あんまり多くない人生経験ですが、それを基にして考えてみました。

例えば。

他者をいたわる感情はもっと強くなるだろうと思いました。
傷付く人が減るような、そういう行動が増えるように感じます。

例えば。

グループの中で突出することを良しとしない流れが出来るのではないかとも思いました。
みんなと一緒であることに価値を見出だすのではないかと思い至りました。

そうやって、いろいろ考えていて気づいたのは。
実はもしかしたら、既に女性目線の社会になりつつあるのではないかということです。

前者の例の突出したものが、モンスターと呼ばれる問題な気がしたのです。
後者の例は、むしろ、とても日本的なシステムだと思いました。

もちろん。
全部の問題の根源に女性目線にあるだなんて思ってないです。
良いところもたくさんあります。
上記例だって、過剰じゃなければ素敵だと思います。

そんなことを考えていたら。
男性目線と女性目線に優劣をつける事自体が誤りなんじゃないかと思い始めました。
そして、どちらかに偏ることが、良くないんじゃないかと思いました。

男性目線でも女性目線でもない。
あるいはそのどちらでもある目線を持つことが大切なんじゃないかなって思います。

それはたぶん。
「夜間も預かってもらえる保育園をたくさん整備する」ではなくて、「就業時間を短くして働きやすくする」のほうが大切って議論に近いのかなって思います。

今日の仮説・叩き台
『男性目線の社会は良くないというが、女性目線の社会も過剰になれば良くない。』
『どちらの目線でもなく、みんなにとって良い選択をすることが大切。』

 - 仮説・叩き台

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