カセツ タタキダイヲ テイジス-仮説、叩き台を提示す-

現時点での暫定的な解答、仮説、叩き台をここに提示す

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日本人の曖昧なアイデンティティ

   

なんとなく思うのは、日本人って、ふわっふわな感じがするよなぁと。

日本人は日本人としてのアイデンティティをどうやって確立しているか考えてみると。
なんとなく、この島(エリア)に住んでいる人たちってくらいなんじゃないかなと。
外国の人が盛んに行き来するわけでもなく。
ここに住んでいれば、日本人だよなってなもんで。

そうすると、頑張ってアイデンティティを確立していく必要がないというか。

もちろん、村社会はあったわけだけども。
それもまた、エリアの話で。
言い換えれば、エリアごとで隔離、分類出来たということで。
アイデンティティの確立は比較的(あくまで比較的)カンタンだろうなと。

言ってみれば、軟弱な方法で育てられたアイデンティティは、ちょっと前の世界ならば、いとも容易く破滅的ダメージを受けただろうと思うんです。
だけど、そうならなかった。
そして、その軟弱なアイデンティティは、辛うじてかもしれないけれど、ここにあり続ける。
ガラパゴスの中で成熟を迎える。

そんな中で思うのは。
よその国の神様を、別け隔てなく、八百万の神々とした力が日本にはあるので。
どの国の人とも、それなりの距離感で付き合える力が日本にはあるような気がする。

なんというか。
meta(超/高次の)村社会のようなものを作れるのではないかと。
地球村を作れるのではないかと。
そんな気がする。

meta宗教を見つけられるのではないかと思う。

あくまで希望的観測にすぎないのだけれど。

今日の仮説・叩き台
『曖昧なアイデンティティを持つ日本人だからこそ、metaなものを生み出すことができる。』

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