Tensai(天才)が故の暴走と自滅
昨日出会った人が衝撃的でした。
「そいつ、ウザいから」と紹介されてお話をしたけれど、本当に絶妙にウザい。
話してみると、悪い人ではない。
ただ単に、絶妙にウザい。
基本的に会話が噛み合わない。
噛み合わないけど、ずーっと喋っている。
分析してみると。
一つか二つのフレーズを聞くやいなや、自分の中にきっちりと「相手の言いたいこと」を創りだす。
そして、その先の話の筋も創りだす。
そして、それに対してリアクションをする。
ここですごいのは「相手の言いたいこと」が間違っているという点。
圧倒的に間違っている。
何故なら、最後まで聞かないから。
だから、二手三手先を読んでリアクションするのに、全部間違っている。
聞いているほうは、何の話をしているか分からない。
一方で、これが出来るのは、天才だとしか思えない。
普通だったら途中でやめるし、そもそも話が続かない。
頭の中に完璧なストーリーを生み出すなんてできない。
また、彼の話が止まらない理由の一つは、恐怖心であるというのも何となくわかりました。
周りからウザいと言われなれてはいるものの、傷付くわけで。
それを中和しきるまで話は止まらないんだなと。
ちなみに。これは誰もが行う一般的な行動だと思います。
私もやるし、よく見かけます。
また、彼と会う機会がありそうなので、すごく楽しみです。
彼みたいな人がアドラー心理学に出会うとどのように変わるんでしょうかねぇ。
まさに、アドラー心理学で言っているような人だと思うんですけど。
それに、あれだけ頭が良ければ、人生の半分もかけずに意図するところを全部把握して体現しそうなんだよなぁ。
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