ビジネス文書の書き方
以前の職場で、ビジネス文書の書き方について講義をしたりしていました。
新入社員向け講義ですね。
当時の職場は、システムエンジニアの会社で、理系と文系が半々くらい。
私はといえば、理系の学科を出てるんですが。
そんな講義をしていたので、文系と思われていたりしてました。
(いやまぁ、どっちでもいいんですが)
そんな、ビジネス文書の講義では、もともと講義資料が用意されてました。
ただ、ポイントが羅列してあるだけで、どうにも分かりにくい。
あいまいさを除きましょう、とか。
簡潔に表現しましょう、とか。
そういうことがたくさん書かれている。
そこで、エイヤッと全体的に作りなおしました。
いや、大切ですよ。
あいまいさを除くことも、簡潔に表現することも。
でも、いちばん大切なのは、最初に考えるべきは、その文書が「誰に何を伝えたいか?」だと思うんです。
もっと言えば「何のための書いているのか?」だし、
「書く前と、書いた後で何が変わるのか?」だと思います。
そこを意識しない文章を読まされる辛さたるや。
あ、でも、これ。
ビジネス文書だけの話じゃないと思います。
自分でライヴイベントを作る時も最初に考えます。
「誰に何を伝えたいか?」
ここがボヤケてると、作りあげたものの力が弱くなるなと思ってます。
表現には正解はありません。
しかし、その中で、いいものかどうか判断するためには、「誰に何を伝えたいか?」を考えることなんじゃないかと思います。