カセツ タタキダイヲ テイジス-仮説、叩き台を提示す-

現時点での暫定的な解答、仮説、叩き台をここに提示す

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人工知能は人間を駆逐するのか?

   

ホーキング博士が「人工知能が人間を駆逐する可能性が高い」という予測を立てているとのニュースがありました。

(ここ数日の記事はこの話題につながるわけです。)

さて、私の予測はというと。
人類を駆逐する可能性は、現時点では極めて高いと思います。
(ロボット三原則が正常に働くとは思えません。。。)

どういうことか。

人工知能はコンピュータなので計算がとても早いです。
「人間がいる地球という星」の未来を予測すれば、100年後や1000年後まで容易く計算できるでしょう。
そして、そんな未来の地球は、きっとズタボロです。
生命が住んでいるかすら怪しいと思います。
だとすれば、そんな未来を「良い結果」と判断する訳がありません。

そんな未来を作った原因が人間ならば、それはバグの扱いです。
なので、人工知能は人類をデバッグするでしょう。
そして、完全にエコで調和のとれた存在である「自分たち」を繁栄させるでしょう。
(あるいは、自分自身をもデバッグするという判断があるかもしれません。)

さて。
これを回避する術を考えてみましょう。

まず、忘れてはならないのは、プログラムをしたのは人間だということです。
人工知能用に思考をモデル化した人間のセンスが大きく関わります。
だから、その人のセンスがアレならば、確実に人間を駆逐すると思います。
(映画ではないほうのジャイアンのような思考の人かもしれません。)

例えば、何でもかんでも除菌しちゃうような潔癖な人がプログラムをすれば、人間も駆除することになると思います。

逆に言えば、共存共栄を望むようにプログラミングをすれば、回避できる可能性もあります。
が、結構厳しいと思います。
理由は、現時点での人間の世界がそうなっていないからです。

だから、これを回避するためにも、人間は視野を広げ、思考を拡大しなくてはなりません。
少なくともそのための、現実的な第一歩を踏み出す必要があります。
なんだかオカルトっぽい言い回しですけど、結構単純な話です。

僕らは、井の中の蛙です。
それも大海にいると思い込んでいる井の中の蛙です。
だから、僕らが正しいと思っているのは、ほんの小さい世界の中の話です。
なので、新しい世界に飛び出さなければなりません。
それはきっと、一歩踏み出すきっかけになります。

でも、それはとても怖いことです。
安定を求めてしまうのは、恐怖があるからです。
だから、安住の地があると思ってしまいます。
(そして、ここがそうだと思い込んでしまいます)
しかし、きっと、そんな場所ないんです。
常に進み続けるしかないんです。

でも、どうしたって、元の場所にとどまりたい人もいます。
現時点での僕の考えでは、彼らは置いていくしかないと思っています。

いやホントに。
誰かが、共存共栄できる世界の作り方を探さなきゃいけないと思うんです。
そして、みんながそれを選ぶ方法を見つけ出さなきゃいけないのです。

科学の進歩のスピードはとんでもなく早いです。
しかし、心の進化のスピードはどうでしょう。
(心の進化?それはどういうものだろう。想像つかない)
心の進化をしなくては、科学はただの脅威になってしまいます。

人間を取り巻く環境はこの100年程度でものすごく発達したと言われています。
しかし、人間は100年前からそんなに変わっていません。
だから、僕らも、変わらないといけないんです。

そうしないと、人工知能に駆逐されるような世界になってしまうと思います。

今日の仮説・叩き台
『現時点の人間がプログラミングした人工知能が、人間を駆逐する可能性は高い。』
『人間が視野を広げ、考え方を変えれば、人工知能の暴走を抑えることができる。』

 - 仮説・叩き台

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